高級ニットウェアブランド「PRINGLE OF SCOTLAND（プリングル オブ スコットランド）」が、ロンドンのセントラル・セント マーチンズとコラボレートしたアイテムを発売する。ファッション修士課程の学生によってデザインされたニットは、世界各国で展開。日本では9月8日から、東京・青山の「ディエチ コルソ コモ・コム デ ギャルソン」で販売をスタートする予定だ。

PRINGLE×セントマーチンズ

　「PRINGLE OF SCOTLAND」はスコットランドのニットウェア産業生誕の地に1815年に創業されたブランド。技術革新によって生まれたアーガイルパターンとクラシックなツインセットを象徴とするニットウェアを多く提案している。今年3月には、CENTRAL SAINT MARTINS（セントラル・セント マーチンズ）の卒業生ALISTAIR CARR（アリステア・カー）をブランドのデザイン・ディレクターに起用。今回、新たに「PRINGLE ARCHIVE PROJECT 1815-2011」を立ち上げ、国際的に有名なセントラル・セント マーチンズのファッション修士課程及び学士過程の学生とのパートナーシップが実現した。

　今回のプロジェクトでは、アーカイブからインスパイアされた新しいデザインを展開。学生の指導にあたったのは、同校のルイーズ・ウィルソン教授で、クリストファー・ケインやイーリー・キシモトなど教え子の多くがデザイナーとして幅広く活躍している。