SNSで火がついた人気バッグ「アネロ」が今、初のグローバル旗艦店を出店する理由

 日本やアジアを中心にSNSを通じて口コミで広がったヒット商品"口金リュック"を展開しているバッグブランド「アネロ(Anello(R))」が11月25日、大阪・心斎橋に初のグローバル旗艦店をオープンした。1階に店舗、2階に本社を構える。オープン前日にはレセプションパーティーが開催され、NMB48 村瀬紗英やメンズノンノ専属モデル 清原翔をはじめ、インフルエンサーや関係者らが来場した。

店内画像: Fashionsnap

 キャロットカンパニーが展開する「アネロ」は2005年に誕生。2014年11月、ファスナーでがばっと開く口金入り女性用ポーチにヒントを得て開発した「口金リュック」(4,000円台〜)を発売し、すぐに一部店頭で完売するなどヒット商品となった。リュックを背負ったままでも荷物を取り出せるように背面直結ファスナーを付けるなど改良を加え、カラー・サイズ・生地・柄などのバリエーションモデルを次々と発表した。
 
 SNSを中心に口コミが広がり、香港や台湾を中心にアジアで爆発的な人気を博し、口金シリーズは発売1年で累計35万個、2017年10月までの約3年間では累計500万個の販売数を記録。SNS上では「今日は○個アネロ見た」というゲーム感覚の口コミや、学生がそろって背負っている様子に「国から支給されてるのでは」という説も浮上したほどだ。現在は世界11カ国で販売しており、タイとフィリピンでは現地パートナーと組み、年内にタイでは100店舗、フィリピンでは14店舗を展開する予定。売上高は、2015年度が44億円、2016年度が88億円(前年比200%)、2017年度が118億円(同134%)と急成長している。
 
 「アネロ=口金リュック」という知名度が高まり業績を伸ばしている一方で、吉田剛代表取締役は懸念点もあったという。「手に取ってわかる軽さや使いやすさ、豊富なバリエーションなど、口金リュックだけではないアネロの世界観を見せる必要を感じた」ということから、拠点の大阪に旗艦店の出店を決めた。売り場面積約350平方メートルの店内では定番の口金シリーズをはじめトートバッグやボディバッグ、バックパック、店舗限定商品など600点以上の商品をそろえる。まずは日本でブランドイメージを固め、2020年までに世界20カ国、売上高200億円を目標に掲げている。

 

Copyright © 2019 Fashionsnap. All rights reserved.

ファッション - アクセサリー・雑貨リテール
新規登録