スタートトゥデイの子会社でオンラインストア作成サービス「Stores.jp（ストアーズ・ドット・ジェーピー）」を運営するブラケットが2月17日、Yahoo!Japanが運営するインターネットオークションサイト「ヤフオク!」との連携を開始した。「Stores.jp」でECサイトを開設しているオーナーは、「ヤフオク!」でも商品の販売が可能になる。

　ブラケットとYahoo!Japanは、2013年9月にホームページ作成サービス「Yahoo!ジオシティーズ」において提携を開始。これに続く「ヤフオク!」との連携では、「Stores.jp」に出店しているストアオーナーが管理ページから「プロモーション機能」のスイッチをオンにすることで、「ヤフオク!」に商品の情報が掲載される。「ヤフオク!」を経由して販売に至った場合のみ、価格の10%が販売手数料となる。

　「Stores.jp」では現在、100万点以上の商品が登録されているが、露出が十分でないため販売に至れていない商品が多く存在しているという。ブラケットは、今年1月からスタートトゥデイと共同でオンラインマーケット「Zozomarket（ゾゾマーケット）」を開設し、「Stores.jp」のストアオーナーを対象に法人、個人、規模を問わず出店を可能にした。今回、新たに日本最大規模のオークションサイト「ヤフオク!」と提携することで、商品の効率的な露出をサポートし、販売の機会を増やす。