「Planet blue world（プラネット ブルー ワールド）」を中心に4つの店舗で構成する商業施設「So-Cal Link Omotesando（ソーカルリンク表参道）」が、5月16日にオープンする。TSIホールディングスが初めて手がける商業施設で、施設全体のプロデュースにトランジットジェネラルオフィスが参画。14日、オープンに先駆けて施設内が公開された。

　表参道のメインストリートから裏路地に入った神宮前4丁目に位置する「So-Cal Link Omotesando」は、敷地面積約810平方メートルの平屋建てに「Planet blue world」をはじめ、「Rebecca Minkoff（レベッカ ミンコフ）」、単独では国内初出店となるナチュラルコスメ「suki（スキ）」、オーガニックコーヒー・カフェ「Urth Caffé（アースカフェ）」を展開。各ショップの仕切りは最小限に抑え、相互がリンクする開けた空間に仕上げた。緑を多く配置した施設の奥にはSolso監修のバックヤードガーデンを設け、「Urth Caffé」の同店舗オリジナルメニューを提供。バックヤードガーデンでは今後、ヨガ教室などのイベント実施も予定している。

　施設全体のプロデュースは、トランジットジェネラルオフィス協力のもと、TSIホールディングスの企画開発部が中心となって進行。同事業の担当者は、「Planet blue worldの路面店として、大空間でLAのゆったりとした空気感をイメージした。複数のコンテンツを盛り込みながらも平屋にすることで、みんなが集える施設を目指した」という。「Planet blue world」は六本木ヒルズ・ けやき坂通り沿いに路面店を構えるが、今後は表参道のショップを旗艦店に位置づけ、国内店舗では初となるメンズコーナーも展開する。