ファッション誌「ヴォーグ ジャパン（Vogue Japan）」が11月24日、2016年に各分野で活躍した女性たちを表彰する「ヴォーグ ジャパン ウィーメン オブ ザ イヤー 2016（Vogue Japan Women of The Year 2016）」の授賞式を開催した。今年は小池百合子都知事をはじめ、女優の安藤サクラや木村佳乃、高畑充希、芸人の渡辺直美ら8人が受賞。また、同誌が今後の活躍を期待する女性に贈る「Rising Star of The Year」にはモデルの福士リナが選出された。

　今年で12回目を迎えた「ヴォーグ ジャパン ウィーメン オブ ザ イヤー 2016」では、小池百合子都知事、安藤サクラ、木村佳乃、高畑充希、渡辺直美、リオデジャネイロ五輪の競泳金メダリストの金藤理絵選手、作家の村田沙耶香、バレリーナの高田茜が選出された。安藤サクラは今年30歳を迎えた節目の年だったといい、「これまでは"生き物"として進化していくことにこだわってきたが、30歳を迎え、女性としてどう変化していけるかを意識し始めたこのタイミングで受賞できて心強く思う」とコメント。金藤選手は「ザ ロウ（The Row）」の背中が大胆に開いたホワイトのロングドレスで水着の日焼けの跡を見せ、「普段はこのような格好をすることがないので嬉しい」と笑顔を見せた。渡辺直美は「あけび」をイメージしたというポップなカラーが印象的なミニドレスを着用。この日のために自作したといい、「（着用したら）胸元のレースが破れてしまったが、おしゃれな感じになったと思う」と会場を笑わせた。小池都知事と高田茜は授賞式を欠席。小池都知事は授賞式で着用する予定だった衣装でビデオ出演し、「2016年後半は激動の半年だったが、都知事になりとてもやりがいを感じている。素晴らしい政治を見せていきたい」とコメントを寄せた。
 
　プレゼンターとして登壇したヴォーグ ジャパンの渡辺三津子編集長は、リオ大会や政界での女性たちの活躍を受けて、2016年を「女性たちが戦った年」と表現。「女性たちの戦う姿勢に刺激を受け、多くのことを学んだ」と振り返った。授賞式前のレッドカーペットでは雪に見舞われたが予定通り屋外で行われ、司会のハリー杉山や特別ゲストとして登場したトレンディエンジェルの斎藤司が受賞者たちを会場にエスコートした。

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授賞式に登壇した受賞者の着用ブランドは以下の通り。
 
【安藤サクラ】ドレス「ヴァレンティノ」靴「ヴァレンティノ」アクセサリー「ヴァレンティノ」
【金藤理絵】ドレス「ザ ロウ」靴「ジミー チュウ（Jimmy Choo）」アクセサリー「タサキ（Tasaki）」
【木村佳乃】ドレス「ブルネロ クチネリ（Brunello Cucinelli）」アクセサリー「デビアス」
【高畑充希】ドレス「グッチ（Gucci）」靴「グッチ」アクセサリー「グッチ」
【村田沙耶香】ドレス「トーガ（Toga）」靴「ジミー チュウ」アクセサリー「タサキ」