ファスナーメーカー「YKK」が、ショートアニメ「Fastening Days」をYouTubeなどで公開した。さまざまなファスナーを自在に放出できる「Fastening Machine」を使って人を幸せにするために奮闘する主人公の姿を描いたアニメで、監督は石田祐康が担当。エンディングテーマには、Perfumeの「Hurly Burly」を採用した。

　YKKグループは現在、ファスニング事業・AP事業を中核とし、世界の事業エリアを北中米、南米、EMEA（ヨーロッパ・中東・アフリカをカバーするエリア）、中国、アジア、日本の6つのブロックに分けた71ヶ国/地域で事業活動を実施。ファスニング事業においては、創業以来80年にわたって、スライドファスナーや面ファスナー、繊維テープ・樹脂製品、スナップ＆ボタンなどのファスニング商品を世界中に提供しており、今回のショートアニメ「Fastening Days」は、ブランディングメッセージの「"つなぐ"ことの大切さ」をテーマに、ファスニング事業のタグライン「Little Parts. Big Difference.」を世界に伝えるために制作した。

　「Fastening Days」は、近未来を舞台に、ヨージとケイがお手製のハイテクマシンを駆使して活躍する姿を描いた作品で、「つなぐ」機能を持ったファスナーという小さなパーツが、大きな違い、未来の可能性に繋がって行くことを表現するコンテンツに仕上がっているという。監督には、「フミコの告白（2009年）」で第14回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を獲得したスタジオコロリドの石田祐康を起用。エンディングテーマには、2014年9月に全米デビューを果たし、10月からは世界5都市を回る「Perfume World Tour 3rd」を開催するなど、グローバルに活躍するPerfumeの「Hurly Burly」（2012年発売）を採用した。