2020年に活動を休止した「クリスチャンダダ（CHRISTIAN DADA）」のデザイナーを務め、現在は「ベイシックス（BASICS）」を手掛ける森川マサノリが、新ブランド「オルタナ（ALTNA）」を立ち上げた。3月15日から18日までの期間、中目黒の「AK-4ギャラリー」で開催される一般入場可能な展示会で初披露。アイテムの販売は6月に公式ウェブサイトで行われる。

　オルタナは、片石貴展が代表を務めるストリートカンパニー「yutori」から初のモードを軸としたD2Cブランドとして発足する。「ただ強く、美しく」をコンセプトに掲げ、ブランドのアートディレクションには広告や雑誌、著名人のスタイリングを手掛けるShohei Kashimaを起用。ファーストシーズンは、膝に大きく切り込みが入ったバギーデニムパンツや、肩を切り落としたボックスシルエットのジャケットなど計4型がラインナップする。

　新ブランド発足について森川は「まずは少数の型からの挑戦ですが、今後展示会や受注会で様々な表現の幅を見せていきたいと考えています。デザインは森川マサノリ、ビジュアルディレクションにShohei Kashima、マーケティングをyutori社が担当することで、ファッションにとどまらず色んな枠組みを越えていける"ALTERNATIVE"なブランドを目指します」とコメントしている。

■展示会
会期：2023年3月15日(水)～3月18日(日)11:00-19:00（最終日のみ11:00~18:00）
会場：AK-4 GALLERY LIVINGLAB
所在地：東京都目黒区青葉台1丁目15-3 AK-4ビルディング 3階