掲載日
2015/05/18
2015/05/18
Zara、ブラジルで労働環境の問題再び?
掲載日
2015/05/18
2015/05/18
スペインの大手インディテックス(Inditex)傘下のブランド「ザラ(Zara)」が労働条件の改善を十分に行っていないとして、ブラジル当局は監視の目を強めている。
ブラジル労働省の調査によると、過去3年間に渡り7000人の労働者が劣悪な環境下で働かされていたとのこと。当局は罰金を科する方針だが、Reporter Brasil やSomoなどの団体は「現代の奴隷労働」だと非難している。
インディテックスの広報担当者はこれを誤認だとして否定している。グループは下請け業者の労働条件改善に尽力しており、目に見える対策を行ったという。
ザラのブラジルでの労働問題は2011年に端を発する。当時の調査では、サンパウロの工場で50人近くの労働者が非衛生的で劣悪な環境下で生活させられているという事実が明らかになり、物議を醸した。その際インディテックスは条件改善に合意しており、今日、その不履行を追及される形となった。
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