DHLとIMG Fashionが、デザイナー支援プログラム「DHL Exported」の優勝者を発表した。東京でのファッションショー開催が決まったのは、エディター出身のデザイナーHenry Holland（ヘンリー・ホランド）が手がける「House Of Holland（ハウス オブ ホランド）」。ロンドンとミラノ、東京、ニューヨークの各都市で、計4ブランドが今年9月から来年3月にかけて2シーズンにわたり最新コレクションを披露する。

　「DHL Exported」は、世界で活躍できるデザイナーを育成するプラットフォーム構築を目的に立ち上げられた。選考を通過したデザイナーにはコレクション発表の場が与えられ、期間中のランウェイショーの資金提供やプロデュース、制作に関する資材の国際輸送や輸出費用を主催側が全額負担。今年2月からオフィシャルサイトでエントリーの受け付けを開始し、5月にファイナリストがアナウンスされていた。

　優勝したのは、トルコ人デザイナーHakaan Yildirimの「Hakaan（ハカーン）」（ロンドン会場）、通常はニューヨークファッションウィークに参加している「Nicholas K（ニコラス ケー）」（ミラノ会場）、今年10月と来年3月の東京ファッションウィークでショーを披露する「House of Holland」（東京会場）、イタリア人デザイナーによる「Francesca Liberatore（フランチェスカ・リベラトーレ）（ニューヨーク会場）の4組。