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fashionsnap
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掲載日
2014/11/05
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おしゃれママに人気 子供服「ブーフーウー」が民事再生法の適用を申請
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2014/11/05
2014/11/05
ファッション感度の高いママの間で知られるブーフーウーが、10月30日付で民事再生手続きを開始したことがわかった。1984年、南青山で創業した子供服アパレルブランド「Boofoowoo」を100店舗以上まで拡げたが、昨今の少子化・ファストファッションの台頭など潮流の変化に伴う経営悪化で売上が大きく減少。現在、ビジョンメガネグループの再生支援を行った経営戦略合同事務所(以下KSG)が、ブーフーウーのスポンサー契約の締結を検討している。
東京・町田に本社を冓えるブーフーウーは、ファッションやライフスタイルにこだわりを持つノンコンプレックス世代をターゲットに、ポップでカラフルな子供服の企画・製造・卸・販売をはじめ、オンラインショッピング「FOO HOMES」などを運営管理。創業30周年を迎える今年は、3世代を含むファミリーで楽しめる「one deux boo(ワンドゥーブー)」としてリブランディングを進め、キッズ以外にオトナ向けアイテムの展開にも注力していた。10月31日時点の直営店舗数は17店舗。負債額は約18億円。
今回の民事再生手続きの開始を受けて、企業再生支援事業・M&Aアドバイザリー事業を行うKSGは、同社のネットワークやノウハウを最大限に活用することで、ブーフーウーの円滑な事業再生・成長に貢献できると考えて、スポンサー契約の締結について検討を始めたという。KSGは昨年11月に民事再生を行ったビジョンメガネグループを再生支援しており、同グループは今年8月に民事再生手続を完了、KSGの子会社として新たなスタートを切っている。
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