掲載日
2017/05/09
2017/05/09
アシックス、1-3月期は減収減益
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2017/05/09
2017/05/09
アシックスが5月9日に発表した第1四半期連結決算は、売上高が4%減の1130億5200万円、営業利益が14.1%減の132億3700万円となった。欧州と米国が不調だったほか、円高の為替レートが影響したという。
日本国内の売上高は、ランニングシューズが堅調だったもののスポーツウェアが苦戦したことで、2.6%減の353億9600円となった。一方で、営業利益は1.3%増の36億2200万円だった。
ブラジルのランニングシューズが好調だった米州地域だが、米国ではライフスタイルシューズ・ランニングシューズ共に低調となり、売上高は5.3%減の298億5700万円。しかし、原価率改善などの影響により、営業利益は46.7%増の25億7400万円と大きく伸びた。
欧州地域は小売市場の変化や競争激化、円高の為替レートが要因となり、売上高が12.9%減の276億9900万円、営業利益が43%減の23億200万円となった。
中国では引き続きランニングシューズとオニツカタイガーシューズが好調で、東アジアでの成長をけん引した。同地域での売上高は13.1%増の138億8800万円、営業利益は1.5%増の26億300万円。
17年通期業績予想に関しては据え置き、売上高5.2%増の4200億円、営業利益13.6%減の220億円、純利益16.5%減の130億円を見込む。
今後日本国内では、5月18日にカフェやフィットネススタジオなどを設けた新施設「アシックスコネクショントウキョウ(Asics Connection Tokyo)」をオープンするほか、直営店「アシックスストア原宿」の移転改装も10月1日に控えている。
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