アレッサンドラ・ベッターリ、「ヴァレクストラ」を去って「ジル・サンダー」へ

by

Dominique Muret

掲載日
2015/06/18

　オンワードHDのヨーロッパ支社であるオンワードラグジュアリーグループ社長、フランコ・ペネ（Franco Pené）が、その右腕にアレッサンドラ・ベッターリ（Alessandra Bettari）を抜擢した。

　経験豊富な彼女が担当するのは、特に同グループ傘下のブランド「ジル・サンダー（Jil Sander）」のマネージメントだ。同時期にCEOのアレッサンドロ・クレモネージ（Alessandro Cremonesi）も退任し、フランコ・ペネが後任となる。

　「アレッサンドラ・ベッターリは既に我々のグループ傘下のブランド、「ジョゼフ（Joseph）」での経験がある。就任後は私をアシストし、特に「ジル・サンダー」のコーディネーションやマネージメントを担当してもらう」とフランコ・ペネは語る。

　アレッサンドラ・ベッターリは、ラグジュアリーの世界でインターナショナルに活躍してきた人物だ。2014年からイタリアの高級レザーブランド「ヴァレクストラ（Valextra）」のトップに収まり、この3月に退任したばかり。

2008年から2012年には「フェンディ（Fendi）」ジャパンのCEOを経て、その後 「ジョゼフ」のインターナショナルセールスマネージャーに。さらに、2001年から2008年には「フルラ（Furla）」にも在籍していた。