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fashionsnap
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掲載日
2015/04/06
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アンダーカバー、ミヒャエル・ボレマンスの絵画を新作コレクションのアートワークに
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「アンダーカバー(Undercover)」が、ベルギーの画家ミヒャエル・ボレマンス(Michaël Borremans)の絵画をアートワークとして用いたウェアを発表した。厳選された油絵3作品が、2015-16年秋冬コレクションに大胆に落とし込まれている。
「アンダーカバー」2015-16年秋冬コレクションのランウェイショーは、3月6日にパリのHotel Le Grandで開催された。デザイナー高橋盾が怖さを意識したという今シーズンのタイトルは、傷を意味する「hurt」。スーパーロング丈のコートやクラシカルなドレープ、バルーンのようにブラウジングしたMA-1やスタジャンといったシルエットと、ガラスやべっ甲など様々なテクスチャー、ナイフで割いたようなスラッシュのディテールを織り交ぜ、繊細なバランスを創り上げた。
ミヒャエル・ボレマンスは高橋盾が敬愛するアーティストの一人で、コレクションテーマと世界観が一致することからギャラリーと交渉し、協力を得たという。象徴的なモチーフとなった絵画は、「The Son」(2013年)、「The Break」(2010年)、「Automat(Ⅰ)」(2008年)の3作品。トップスやニット、コートといったピースのフロント全面をキャンバスに、アートワークが施された。ショーでは、ミヒャエル・ボレマンスの作品にも登場する透明のマスクがモデルの顔を覆い、スモークが炊かれた細長いランウェイがシュールな世界観を演出した。
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