アンダーカバーの"ラビリンス"に迷い込む 25周年回顧展が10月開催

　デザイナー高橋盾が学生時代に立ち上げてから今年で25周年を迎えた「アンダーカバー（UNDERCOVER）」の回顧展「LABYRINTH OF UNDERCOVER」が、10月10日から12月23日まで東京オペラシティ アートギャラリーで開催される。コレクションアーカイヴや ショー映像、ドールや絵画など、四半世紀にわたる多彩なクリエイションを凝縮する。

　「LABYRINTH OF UNDERCOVER」は、1990年から若者を中心に熱狂的な支持を集め、東京およびパリでコレクション発表を続ける「アンダーカバー」による、25年間の多種多様なクリエイションを紹介。ブランド初の美術館で開催される展覧会で、タイトルには多面的なクリエイションが複雑に絡み合って独自の世界を打ち出す「アンダーカバー」の特質を表しているという。

　会場では、初期から最新作までのコレクションルック約100点を中心に、高橋盾が制作するドール「GRACE」や独自のニューヒーロー「UNDERMAN」といった立体作品や映像なども含め、カルチャーとファッションが混然一体となった作品の数々を公開。タイトル通り「LABYRINTH（＝迷路、迷宮）」の中を歩くような感覚で、混沌として豊かな世界を提示する「アンダーカバー」の醍醐味が体感できる。

■LABYRINTH OF UNDERCOVER "25 year retrospective"　
会期 : 2015年10月10日[土]〜 12月23日[水・祝]　
会場 : 東京オペラシティ アートギャラリー
開館時間 : 11:00 ─19:00 (金・土は20:00まで/最終入場は閉館の30分前まで)　休館日 : 月曜日(祝日の場合は翌火曜日)　
入場料 : 一般1,200(1,000)円/大・高生800(600)円/中学生以下無料 　公式サイト