AFP
2018/11/08
エルメス、7-9月は9.4%の増収
AFP
2018/11/08
エルメス(Hermès)が発表した2018年第3四半期(7-9月)決算は、バッグとアパレルがけん引し9.4%増となった。
2018年7-9月のグループの売上高は14億6000万ユーロ(約1896億2300万円)。これはファクトセットのアナリスト予想平均14億4000万ユーロ(約1870億2500万円)を上回る。
オーガニックグロースは9.6%だが、前四半期から比べるとやや減速。第1四半期は10.8%、第2四半期は11.6%を記録していた。
「1-9月は全ての地域で非常に堅調な伸びを記録した。今後についても楽観視している」とアクセル・デュマ(Axel Dumas)CEO。
第3四半期累計(1-9月)売上高は43億1000万ユーロ(約5597億7700万円)、オーガニックグロースは10.7%となった。不利な為替により1億7000万ユーロ(約220億7900万円)相当の影響が出たという。
米中間の貿易戦争への懸念によるラグジュアリー企業の株価下落が相次いでいるが、「現在のところ中国市場に大きな変化は見られていない」とCEOは強調している。
「世界経済、情勢、為替などの先行き不透明感が高まるが、中期的な成長目標としては恒常為替レート換算で十分に高い値を設定している」ともグループ。
2017年度の業績では様々な値が過去最高となったが、特に営業利益率は34.6%に上った。
(2018年11月8日現在、1ユーロ=130円で換算)
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