クリエイティブなアイデアを提案する新プラットフォーム「noavenue.com」が立ち上がった。元コム デ ギャルソンで企画生産等に携わった小石祐介と、デイズド＆コンフューズド ジャパンやヴォーグ オム ジャパンを経て独立した山﨑潤祐が創立。システム開発と提供はCuusoo Systemが担当し、新しい形のグローバルSNSとして展開していくという。

　「noavenue.com」は、ユーザーがクリエイティブなコラボレーションやアイデアを投稿し、サポートが集まればサービス側が実現のリサーチや交渉を検討するという新しいWebプラットフォーム。デザイナーやクリエイターらが参加すれば、統計情報を見るマーケティングツールやクラウドファンディングの場としても活用できるようだ。

　コンセプトは、サルトルやピカソが出入りしていた頃の「カフェ ド フロール」、アンディ・ウォーホルの「ファクトリー」、そして三島由紀夫がいた頃の「ゴールデン街」など、かつて様々な人が集まりアイデアが生まれた場の現代版。今後はアイデアを集めて実現させるための機能を進化させつつ、様々な議論が繰り広げられる場として新しいメディアの形を創造していくという。