グッチの動物ジュエリーがおとぎ話に、青山店でインスタレーション展示

　「グッチ（Gucci）」による新作ジュエリー コレクション「ル マルシェ デ メルヴェイユ」から、フェアリーテイルブック（おとぎ話の本）が制作された。イラストレーターにタイのファナパスト・タイチャメールコール（Phannapast Taychamaythakool）を起用。日本国内ではグッチ青山店でインスタレーションが展開されている。

　ル マルシェ デ メルヴェイユの新作ジュエリーは、キャットヘッドのモチーフをメインに、グッチならではのアニマリエワールドを表現している。ファナパスト・タイチャメールコールは、インスタグラムで発表していた作品がグッチのクリエーティブディレクター アレッサンドロ・ミケーレ（Alessandro Michele）の目に止まり、2016年のデジタルコラボレーションプロジェクト#GucciGram Tianに起用されたアーティスト。ジュエリーコレクションから着想を得て、アラチャ・チョリッグル（ArachaCholitgul）が書き下ろしたストーリーに沿ってイラストを描き、フェアリーテイルブックを制作した。動物たちが力を合わせてジュエリーコレクションを作っているという「ワンダー ファクトリー」を舞台に、3つのストーリーと色鮮やかで不思議な魅力のイラストで構成されている。

　完成にともない、世界のフラッグシップショップの一部で「ル マルシェ デ メルヴェイユ」のインスタレーションを開催しており、グッチ青山店では6月23日から7月2日までの期間限定で展示。フェアリーテイル ブックのイラストとジュエリーがミニシアターのようにディスプレーされている。ジュエリーは、18Kゴールドやスターリングシルバーにジェムストーンやカラーエナメルを施したネックレス、ブレスレット、イヤリング、リング、ハンドアクセサリーといったコレクションの全アイテムがそろう。