633
求人
NAVY EXCHANGE
Guest Service Representative II (Sasebo Navy Lodge) - Rpt
正社員 · NAGASAKI
ADIDAS
Senior Manager Master Data & Range Architecture, Gtm p&i
正社員 · TOKYO
IWC
Iwc Wholesale Administration
正社員 · TOKYO
SHISEIDO
CRM Specialist, Strategy & Business Development, Clé de Peau Beauté
正社員 · TOKYO
SHISEIDO
クレ・ド・ポー ボーテ 商品開発部 メイクアップ商品企画・開発担当
正社員 · TOKYO
SHISEIDO
Regional Area Manager, Strategy & Business Development, Clé de Peau Beauté
正社員 · TOKYO
SHISEIDO
クレ・ド・ポー ボーテ 商品開発部 スキンケア商品企画・開発担当
正社員 · TOKYO
CHANEL
Project Coordinator, Creative Studio, Fbp
正社員 · TOKYO
CHANEL
PR & Event Director, Fragrance & Beauty
正社員 · TOKYO
SHIMANO
【大阪】Itインフラ・セキュリティ担当(企画構築・pm・運用)
正社員 · SAKAI
SHIMANO
国内外生産拠点におけるRc(レスポンシブル・ケア)推進担当
正社員 · SAKAI
SHIMANO
釣具企画開発(①リール②ロッド③ルアー④アクセサリー)
正社員 · SAKAI
SHIMANO
コーポレートガバナンス企画推進(海外関連会社業績管理、法対応、m&a)
正社員 · SAKAI
SHIMANO
【大阪】自転車部品の回路設計(電子制御化)
正社員 · SAKAI
SHIMANO
経営管理(法務課)
正社員 · SAKAI
SHIMANO
【東京】自転車部品の回路設計(電子制御化)
正社員 · CHUO CITY
SHIMANO
規格調査・適合判断/認証取得担当
正社員 · SAKAI
SHIMANO
【大阪】生産技術開発(塗装工程)
正社員 · SAKAI
SHIMANO
【東京】Itインフラ・セキュリティ担当(企画構築・pm・運用)
正社員 · CHUO CITY
SHIMANO
生産技術開発(表面処理工程(めっき、アルマイト)
正社員 · SAKAI
SHIMANO
【東京】社内Dx推進に向けたアプリケーション先行開発エンジニア
正社員 · CHUO CITY
SHIMANO
【大阪】生産技術開発(熱処理工程)
正社員 · SAKAI
掲載日
2015/06/24
ダウンロード
記事をダウンロードする
印刷
テキストサイズ

グッチの変革は続く

掲載日
2015/06/24

  先シーズンは序章に過ぎなかった。フリーダ・ジャンニーニ(Frida Giannini)が去った後、アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)が手がけた「グッチ(Gucci)」のメンズ秋冬コレクションは、過去との決別を表すような仕上がりだった。

 大手グループ「ケリング(Kering)」の主要ブランドの新アーティスティック・ディレクターとして、アレッサンドロ・ミケーレは大胆な挑戦を続けている。6月22日に発表した2016年春夏メンズコレクションを見ても、それは明らかだ。



 ショーは、ミラノのヴァルッテリーナ通りにある古い倉庫だった建物で行われた。薄暗い会場でオペラをバックに、長いランウェイをモデルが闊歩する。繊細なシルエットと質素な内装が対照的だ。

 コレクションでは、「グッチの新たなアイコニックアイテム」になるべく、前シーズンのキーとなる要素が引き継がれていた。ベレーやモカシンミュールなどのアイテムは、今期はゴールドに。さらに、ウィメンズで見られるGGマークの入ったベルトやレースアップバレエシューズなどもメンズ向けに提案された。

 また、新しく見られたイエローレンズのビッグサイズサングラスなどは、来年大ヒットしそうだ。先シーズンからのトレンド、レースのトップスやシャツは引き続き登場。「モスキーノ(Moschino)」や「ヌメロ・ヴェンティウーノ(N°21)」などのブランドでも再登場し、人気は存続する模様。

 シルエットは70年代を取り入れたものが多く、裾がフレアしたパンツや、半袖ジャケットが見られたほか、首のリボンや細かな刺繍、クロッシェのアンサンブルなど、ノスタルジックな要素も。しかし、何と言っても特筆すべきは異国のタペストリー風スーツで、昔の貴族の邸宅を思わせるようなモチーフが印象的だった。


 「ターゲットがはっきりしている。こういったアイテムを着こなすには、相応しい体型やスタイルは勿論、財力があって、ゲイカルチャーに親和性がなければいけない。非常に人を選ぶ」という意見もあった。

 ここ最近は売上が低迷している「グッチ」だが、これを機に挽回できるかどうか、大きな賭けになりそうだ。ただ、昔のコレクションから脱して、同ブランドのラインナップを一新する必要がある、という点では、少なくとも多くの小売業者の意見が一致している。


 ショーは大きな拍手に包まれてフィナーレを迎えた。最近ではニューヨークでのクルーズラインコレクションも好評を得ていたが、このことから考えても、ここ数ヶ月の「グッチ」は、世界中のファッション業界の注目を一身に浴びていると言えるだろう。
 

不許複製・禁無断転載
© 2024 FashionNetwork.com