スタートトゥデイ新サービス「Wear」パルコ4店舗で11月から試験導入

　スタートトゥデイの新サービス「Wear（ウェア）」について、パルコが11月8日より試験的に導入することが発表された。「Wear」は商品に関連した情報をスマートフォンやPCを通じてシェアする専用アプリケーションを利用したファッション特化型のサービス。大型商業施設では初の取り組みとして、パルコの渋谷店、池袋店、名古屋店、千葉店の4店舗を対象に「バーコードスキャン機能」などが利用可能になる。

　10月31日にサービス提供を開始予定の「Wear」は、店頭の商品タグに印字されているバーコードをスマートフォンから読み取ると商品情報や関連したコーディネート画像が表示される業界初の「バーコードスキャン機能」（参加ブランドの路面店とパルコ内店舗含めて11月8日から利用可能）、コーディネートを検索・閲覧できる「コーディネートレシピ機能」、手もちのアイテムや新たに購入したものを保存・管理できる「マイクローゼット機能」を柱にした新サービス。ローンチ時には、「United Arrows（ユナイテッドアローズ）」や「Urban Research（アーバンリサーチ）」、「A Bathing Ape(R)（ア ベイシング エイプ(R)）」、「Topshop（トップショップ）」、「snidel（スナイデル）」など約200ブランドが参加する。

　スタートトゥデイでは、主要都市に店舗を構え、「Wear」に参加予定のブランドが多く出店し、先進的なWeb戦略を進めているパルコと協働することにより、「Wear」の認知拡大や利用者のショッピング体験の充実、アパレル業界の活性化につながると考え今回の実現に至ったという。パルコの対象各館では、大規模な広告やダウンロード体験ブースを11月8日から21日まで（名古屋店は25日まで）展開する。