カルチャーリゾート百貨店を目指す日本橋三越本店に9月10日、新コンセプトコーナー「リ・スタイル レディ」がオープンする。ターゲットは65歳〜74歳のファッション感度が高いシニア世代。「カラーパレット」をスタイリングコンセプトに、婦人服と雑貨26ブランドからセレクトしたアイテムを展開し、同世代が求める新たなモードを提案するという。

　三越伊勢丹ホールディングスは、60歳以上の女性にファッション感度の高いモードな"レディ"が増えていることから「リ・スタイル レディ」を日本橋三越本店本館4階に新設。MDのキーワードには「本物」「ユニーク」「エレガンス」「乙女心」「モード」の5つを掲げ、好調なシニア世代の利用を促す。店内は、広さが通常の2倍のフィッティングルームや会話を楽しむチャッティングスペース等を設けて居心地の良い環境作りに配慮。コーディネートやストールアレンジの提案、カラーアナリストによる予約制のカラー診断など接客サービスを重視する。取り扱いブランドは「minä perhonen（ミナ・ペルホネン）」や「Muveil（ミュベール）」、「CA4LA（カシラ）」、「Onitsuka Tiger（オニツカタイガー）」など。限定アイテムも複数用意する。

　「リ・スタイル レディ」オープン日の10日には、内藤ルネ作品の展覧会「Rune」を同フロアで23日まで開催。20日には顧客をモデルとして登場させる秋冬スタイル・ファッションショー、21日にはヘアメイクアップアーティスト長網志津子のトークショーを行う。