2015/09/11
テキスタイル見本市「プルミエール・ヴィジョン パリ」が開幕 出展1900社以上
2015/09/11
世界最大のテキスタイル見本市「プルミエール・ヴィジョン パリ(Première Vision Paris)」が、9月15日からフランスのパリにて開催される。名称が改まっただけでなく、ブースの再編成や、セクション横断型の特設スペースなど新しい試みが加わり、1900社以上が出展する予定だ。
今年は153社が新規に出展するが、うち19社はここ数シーズン不在だった企業が戻ってきた形だ。55ヶ国にも及ぶという。
「今シーズンは以前よりもさらに盛り上がるだろう。出展者側も大きく投資している。会場の規模も広がり、ブースも見やすくなったし、より幅広い選択肢が提供できるだろう」と主催者は話す。
テキスタイルセクションの「PVファブリック(PV Fabrics)」には770社が出展。うち45社が新規で34ヶ国からの参加だ。また、糸と繊維の「PVヤーン(PV Yarns)」には48社(うち6社が新規)、テキスタイルデザイン「PVデザイン(PV Designs)」には247社(うち31社が新規)。そして、毛皮とレザー「PVレザー(PV Leather)」が341社(新規41社)、アクセサリー「PVアクセサリー(PV Accessories)」が321社(新規20社)となっている。また、縫製業者セクション「PVマニュファクチュアリング(PV Manufacturing)」には197社(新規38社)が集い、そのうち47社がニット専門の「ニットウェア・ソリューション(Knitwear Solutions)」。
国別の統計では、イタリアからの出展が727社と最多で、次いでフランス(246社)、イギリス(144社)、トルコ(114社)、スペイン(99社)。また、ドイツ(55社)、ポルトガル(54社)と続き、日本からは48社とアジアからは最多の出展。そして、韓国(40社)、アメリカ(30社)の順になっている。
昨年同シーズンは「プルミエール・ヴィジョン プリュリエル(Première Vision Pluriel)」という名称で、単一オーガナイザーのもとで開催された。出展者は1900社で、エールフランスのストにもかかわらず、来場者数62431人を記録した。
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