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掲載日
2015/10/05
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ディオール、ルーブル中庭の青い花で覆われた丘で新作発表 16年春夏
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2015/10/05
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「ディオール(Dior)」が、ルーブル美術館の方形の中庭に特設した巨大な丘で新作を発表。数十万本のデルフィニウムが植えられた丘の中で、アーティスティックディレクターのラフ・シモンズ(Raf Simons)が手がける2016年春夏プレタポルテコレクションのランウェイショーが開催された。
パリのファッションウィーク4日目の10月2日に発表された「ディオール」の2016年春夏プレタポルテコレクションについてラフ・シモンズは水平線のように清らかで透明感のある「一本の線に集中させた」という。ヴィクトリア朝の下着に、斜めにカットされシースルーのオーガンジーで仕立てられたシニュアスラインのドレスや、フラワーモチーフの立体的な刺繍を施したミリタリー調のコート、加工が施されていないシェットランドニットを重ね、またバージャケットやストライプダッチェスサテンのパーカーの裾にはプリーツが施されるなど、不要な要素をそぎ落としながら精密な技術によって仕立てられている。ロマンティックかつモダン、そして透明感のあるスタイルが際立った。
「ディオール」と「花」は深い関係にあり、ラフ・シモンズによるデビューショーとなった2012-13秋冬オートクチュールコレクションでは、会場となった邸宅の壁を全て生花で覆って新しいメゾンの歴史の始まりを印象付けた。今回特設された丘のような建造物の内にもデルフィニウムが植えられ、存在感のある青いアームのライトがランウェイを照らして自然と未来性が調和。ラフ・シモンズは、「同じ時の中、自然の中で、新しい形の精密性や清らかさ、自在さ、そして来たるべき永遠の断片を見つけたかった」とコメントしている
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