AFP
2018/09/26
ナイキ、6-8月期は10%の増収
AFP
2018/09/26
ナイキ(Nike)の2018年第1四半期(6-8月)は、売上高10%増、純利益15%増となった。直接販売により消費者へのアプローチを強化する戦略の成果が表れた形だ。
第1四半期の純利益は11億ドル(約1243億2600万円)、連結売上高は99億ドル(約 1兆1200億円)だった。「ナイキ」ブランドの売上高は10%増の94億ドル(約1兆600億円)、「コンバース(Converse)」は7%増の5億2700万ドル(約695億6400万円)。
しかし、好調な業績にもかかわらず、時間外電子取引で株価は2.70%下落。
一方で、アメフトのコリン・キャパニック(Colin Kaepernick)選手を広告塔に起用して以来、ナイキグループの株価はすでにここ数週間で大きく上昇している。 キャパニック選手は、人種差別に抗議するため国歌斉唱中に起立することを拒んだことで物議を醸し、特にドナルド・トランプ大統領から大きく非難された。
また、ナイキグループは全ての地域で増収があったとも発表している。中国での売上は24%伸びて14億ドル(約1582億3400万円)となったが、前四半期の35%から比べるとやや減速。
利益については、マーケティング費用の増加と直接販売の拡大によってコストが膨らんだことが影響したという。
(2018年9月26日現在、1米ドル=113円で換算)
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