掲載日
2015/07/06
2015/07/06
バレンシアガとアレキサンダー・ワン、契約更新を交渉中
掲載日
2015/07/06
2015/07/06
仏ラグジュアリーブランド「バレンシアガ(Balenciaga)」と、現アーティスティック・ディレクターであるアレキサンダー・ワン(Alexander Wang)との関係を危ぶむ噂が飛び交っている。メゾンを所有するケリング(Kering)グループによると、現在「契約更新について交渉している」とのこと。
アメリカ人デザイナー、アレキサンダー・ワンは、「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」に異動した二コラ・ゲスキエール(Nicolas Ghesquière)の後任として、2012年からブランドのデザインを手がけ、成功を収めてきた。現に、「バレンシアガ」の売上はこの2年間右肩上がりで、2桁の増収を記録している。
自身のブランド「アレキサンダー・ワン」も手がけている彼は、今やニューヨークのモード界でも引っ張りだこの存在だ。自分の価値を高める戦略なのか、はたまた他のメゾンからのオファーがあったのか。あらゆる憶測がささやかれている。
どちらにしろ、二束の草鞋を履くのは容易いことではない。WWDの報じるところでは、近々「アレキサンダー・ワン」ブランドの出資者を探すことになるという。
全くスタイルの異なった二つのブランドに同時に関わるのは、時として非常に困難だ。実際、匙を投げたデザイナーも少なくない。たとえば、クリス・ヴァン・アッシュ(Kris Van Assche)も、2007年よりデザインを任されている「ディオール・オム(Dior Homme)」に専念するため、自身のブランドを休止したばかりだ。
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