掲載日
2017/07/19
2017/07/19
バーバリー、アメリカの社員が残業代未払いで提訴 3億円近く支払うことで合意
掲載日
2017/07/19
2017/07/19
賃金の発生しない残業を強要されていたと訴えていたアメリカのバーバリー(Burberry)社員643名に対し、同社は残業代254万ドル(約2億8400万円)を支払うという。
ニューヨーク・マンハッタン連邦裁判所に提訴していた従業員らは、ショップマネージャーからビューティーアドバイザー、発送担当者まで様々だ。ニューヨーク・ポスト紙によると、訴えでは、既定の勤務時間終了後、店舗の掃除や雑務のため30分から1時間の残業を毎日強制されていたという。
合意金額の3分の1程度を占める裁判費用を差し引くと、平均して訴えた従業員1人に対し2500ドル(約28万円)が支払われる計算になる。
バーバリーの17年3月期の売上高は28億ポンド(約4073億7000万円)で、うち77%がリテール販売による収益となっている。
(2017年7月19日現在、1英ポンド=145円で換算)
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