掲載日
2014/03/05
2014/03/05
ファストリが香港上場、中国はじめアジアでの認知度向上目指す
掲載日
2014/03/05
2014/03/05
「ユニクロ」などを展開するファーストリテイリングが3月5日、香港証券取引所で上場を果たした。同グループは、香港上場を通じて「成長市場である中華圏および東南アジア地域におけるブランド認知度の向上」を目指すとしている。
柳井正会長兼社長は5日、香港取引所での取引開始を知らせる恒例のドラを打ち鳴らし、中国での2014年の売上高を30%以上引き上げたいと話した。ファーストリテイリングは現在、中国で250店舗以上を展開。今後は年間100店舗を新設する予定だという。
同グループは2013年9月末、上海に世界最大規模の「ユニクロ」グローバル旗艦店をオープン。2020年までに大中華圏における販売拠点を約1000カ所まで増やす意向だ。
ロイターによると、中国は「ユニクロ」にとって日本に次ぐ主力市場であり、店舗数では競合の「H&M(エイチ&エム)」「Zara(ザラ)」「Gap(ギャップ)」を上回る。柳井社長は5日、他社を買収せずとも、2020年までにこうした競合を抜いて世界最大の衣料小売企業に成長できるとの見方を示した。
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