掲載日
2013/01/09
2013/01/09
ファーストリテイリング、中国生産比率を削減へ、人件費の安い国での生産増やす
掲載日
2013/01/09
2013/01/09
「Uniqlo(ユニクロ)」などを展開するファーストリテイリングは、中国での生産比率を削減する意向を発表した。現在、中国での生産比率は全体の70%を占めている。中国での人件費上昇を受け、より人件費の安いミャンマーなど他の国での生産量を増やし、商品調達のリードタイム短縮やさらなる効率化を図る。
アパレル・繊維業界の情報提供や分析を行う「Just-Style」によると、「ファーストリテイリングは今後も中国を含む国々で新たなパートナーを探す」とし、「国を限定せず幅広く検討していく」という。また、「生産時間短縮、コスト削減を実現しながら高品質を維持し、大量生産を実現できる国と協力」する意向であるという。
ファーストリテイリングは2013年8月期(2012年9月1日〜2013年8月31日)の通期業績予想について、当期純利益が前年比17.9%増の845億円、営業利益は同13.5%増の1435億円、売上高は1兆560億円と発表している。同グループは現在、国内に833店舗、海外12カ国で約300店舗を展開している。
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