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掲載日
2012/01/09
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フィン・ユール幻の作品「アームチェアNo.44」 復刻モデルを日本初展示
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2012/01/09
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新宿パークタワーホール・ギャラリーで、デンマークの建築家・家具デザイナー Finn Juhl(フィン・ユール)の生誕100周年記念展「The Universe of Finn Juhl (=フィン・ユール生誕100年記念展)」が開催される。世界で12脚しか存在しないと言われる幻の作品「アームチェア No. 44」を100周年記念復刻モデルとして100脚のみ製作し、日本で初展示する。会期は2012年1月28日から2月11日まで。
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「フィン・ユール生誕100年記念展」では、フィン・ユールが手掛けた家具デザインのディテールやシルエット、クラフトマンシップに焦点を当て、1940年以降に製造されている作品や、今後復刻される作品のプロトタイプを含む約50点を展示。名作を見るだけではなく、実際に作品に手を触れることができるスペースも設けられる。そのほか、世界中で12脚しか存在しないと言われる幻の作品「アームチェア No. 44」を100周年記念復刻モデルとして100脚のみ製作し、日本で初披露。家具だけではなく、フィン・ユール自身が描いたスケッチや図面(複写)、作品中のデザインをモチーフにした巨大なモビール等が飾られる予定。デザイナーとして様々な分野で活躍するピーターセンが同展のプロデューサーを務める。
フィン・ユールは、1912年コペンハーゲン生まれ。1934年にデンマーク王立芸術アカデミーを卒業し、建築家ヴィヘルム・ラオリッツェンの事務所で働いた後、1945年に独立。ペリカンチェア(1940年)、ポエト(1941年)、イージーチェア No.45(1945年)、チーフティンチェア(1949年)、アームチェアNo.48(1948年)など、数々の作品を生み出してきた。アルネ・ヤコブセン、ハンス・J・ウェグナー、ボーエ・モーエンセンに加え、北欧の四大巨匠として知られおり、代表作はどれも稀少価値が高く"幻の椅子"と呼ばれるものも存在する。
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