掲載日
2012/03/16
2012/03/16
ブランドの「舞台裏」を紹介するショートフィルムが人気
掲載日
2012/03/16
2012/03/16
現代の消費者たちは、適正かつ手頃な価格で質の良い商品を手に入れたいと考えると同時に、ブランドの倫理観やクラフトマンシップについても重視する傾向にある。これを受け、マーケティングの一環として、製造工程や職人技など、商品が生まれるまでのプロセスを一般消費者に紹介するブランドが増えている。
現代では、インターネットやソーシャルネットワークを通して、「舞台裏」の様子を消費者に直接伝えることが可能となった。多くのブランドが、広告やプロモーションビデオ、企業案内といった要素を融合したビデオクリップを製作し、インターネット上で公開している。最近では、日本のジーンズメーカー「Edwin(エドウィン)」が、日本の製造部門と従業員に焦点を当てたビデオクリップを発表した。英国ブランドの「Burberry(バーバリー)」も、デッサンからファッションショーまで、商品が出来上がっていく様子を描いたショートフィルムを製作している。製造工程の「舞台裏」を見せることで、ブランドの魅力を伝えることが目的だ。
一方で、ブランドに関わる従業員たちの価値を認めるとともに、有能な人材を集めるための魅力的なメッセージにもなる。ブランドイメージをアピールするのに最適な、現代ならではの手法といえるだろう。
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