フランス発のブランド「Petit Bateau（プチバトー）」が、若手クリエイター登竜門としても知られるイエール国際モード＆写真フェスティバルと3年間のパートナーシックを組む。イエール国際モード＆写真フェスティバルの受賞者は、「Petit Bateau」とカプセルコレクションを制作し、翌年のフェスティバルでのランウェイショーを実施。5月2日から、2013年の受賞者フィンランド出身の29歳、Satu Maaranen（サトゥ・マーラネン）によるカプセルコレクションが販売される。

　「Petit Bateau」とイエール国際モード＆写真フェスティバルのパートナーシップでは、ファッション部門のグランプリ受賞者と組み、「Petit Bateau」が持つ伝統的なクラフトマンシップを守りながら、アイコニックなアイテムを自由な発想により新しいアイテムに昇華させたコレクションを展開する。2013年に開催された第29回の同フェスティバルでは、「Lacoste（ラコステ）」のクリエイティブディレクターFelipe Oliveira Baptista（フェリペ・オリヴェイラ・バティスタ）がファッション部門の審査員長を担当。受賞したサトゥ・マーラネンは「Petit Bateau」のアイコン「マリニエール」をベースに、Candy Cane（キャンディー ケーン/杖の形のキャンディ）や歯磨き粉のチューブを絞って描いたような独創的なストライプをミックスさせたカプセルコレクションをデザインした。コレクションはベビーやキッズ、大人向けに全7型で構成される。

　2014年のイエール国際モード＆写真フェスティバルは、4月25日から28日までの期間で開催。「Kenzo（ケンゾー）」のクリエイティブディレクターHumberto Leon（ウンベルト・リオン）とCarol Lim（キャロル・リム ）が審査員長、そしてChloe Sevigny（クロエ・セヴィニー）が審査員を務める。