AFP
2010/08/26
プラダジャパン社元従業員に反訴
AFP
2010/08/26
イタリアの高級アパレル企業Pradaの日本支社は元社員の女性がセクシャルハラスメントと不当解雇を理由に名誉毀損で訴訟を起こしていた件について反訴を起こした。
Rina Bovrisse's Facebook fan page |
ジャパンタイムズが木曜日に伝えるところによるとプラダジャパン社は前マネージャーのRina Bovrisseに企業のイメージを損なったとして慰謝料など約3300万円を求める反訴を今週火曜日東京地裁に起こした。
Bovrisseと東京の店舗で以前勤務していた従業員二名は会社社長から「プラダのイメージに合わないブス」と言われた後に不当に解雇されたとしてプラダジャパン社を訴えた。
彼女は解雇撤回と労働裁判所で示談和解しようと試みたが2回も失敗したことに対する精神的ストレスの損害賠償を請求している。
「職場で差別と嫌がらせの被害を被っている日本女性の代表として訴えます。」と4月の会見で話した。
日本人でフランス人と結婚したBovrisseはプラダジャパン社が多くの女性従業員を「年寄り、醜い、肥満、体型が悪い、歯並びが悪い、気持ちが悪い、かわいくない」などと呼び、辞職に追いやったと主張している。
Bovrisseはその会社社長は人事部部長を通して彼女に、髪型を変え、減量して「プラダルック」を着こなせるようにしろと言ったとしている。
彼女は上層部にその件について訴えた後5月に解雇されたと伝えている。
無断複製・無断転載禁止
© 2024 Agence France-Presse
この記事(もしくはこのページ全体)にある情報は、フランス通信社の権利下にあります。 フランス通信社の許可なくこれらの情報を複製・編集・転載・翻訳・商業利用・その他再利用することは硬く禁じられています。フランス通信社は、遅延・誤り・ 遺漏、あるいはこのページの情報を元に行われた行為やその結果に対して、一切の責任を負いかねます。