「mintdesigns（ミントデザインズ）」が、4月2日から国立新美術館地下のSFTギャラリーで「Vertigo（ヴァーティゴ）展」をスタートした。2014年春夏コレクションを代表する実験的な手法で制作された、マーブル模様の作品を展示販売する。

　デザイナー勝井北斗と八木奈央が手がける「mintdesigns」は、ファッションを一種のプロダクトデザインとして捉え、「日常を豊かにするデザイン」を目指して幅広い活動を行っている。めまいを意味する「Vertigo」をテーマに発表した2014年春夏コレクションは、服を白いキャンバスのように見立てて、デザイナー自ら絵の具や粘土を使って実験を重ね、そこから生まれた遊びや造形をデザインに取り入れたという。抽象絵画のように「色の層だけで柄を作る」という新しい試みは、マーブル模様や液体が飛び散ったようなドット柄のプリント、迷彩柄のジャカードといったテキスタイルに落とし込まれた。

　「Vertigo展」では、手作業で染料をのせた鮮やかなマーブル模様の作品を展示。同じデザインが存在しないアートピースのようなキャンバスバッグやTシャツは、限定で購入することもできる。


■VERTIGO展

　場所：SFT GALLERY
　　　　東京都港区六本木7-22-2 国立新美術館B1
　　　　SOUVENIR FROM TOKYO内

　期間：2014年4月2日〜6月9日
　時間：10:00〜18:00（金曜日のみ20:00まで）
　定休：毎週火曜日（祝日又は休日に当たる場合は開館し、翌日休館）
　TEL：03-6812-9933
　www.souvenirfromtokyo.jp