三越伊勢丹が、日本の伝統や技術にフィーチャーし日本の良さを提案する企画展「Japan Senses（ジャパン センスィズ）」を4月1日から開催する。伊勢丹新宿本店では、青森県の藍染め「あおもり藍」と37のメンズブランドがコラボレーション。天然染料で"ジャパンブルー"に染め上げられたウェアや雑貨を販売する。

　「あおもり藍」は、青森県内で農薬を使用せずに栽培された藍葉を原料に、従来の「すくも藍」とは異なる独自の手法で生産された天然染料によって染める技法。抗菌や防臭といった機能性の面でも注目されており、染め分けが出来て色落ちし難いのが特徴だ。本館7階で開催される「"Japan Blue"あおもり藍Creation」では、「A.P.C.（アー・ペー・セー）」「White Mountaineering（ホワイトマウンテニアリング）」「Sophnet.（ソフネット）」「N.Hoolywood（エヌハリウッド）」「Miharayasuhiro（ミハラヤスヒロ）」「Porter（ポーター）」など37ブランドが参加。国内外で活躍するデザイナー・クリエーターが独自の感性で「あおもり藍」をクリエーションに取り入れ、ウェアから雑貨まで様々なアイテムを展開する。4月1日から7日まで本館7階で展示販売され、8日からはメンズ館の各階で展開が予定されている。