ラグジュアリースタイル誌「T JAPAN」のデジタルメディア、17年1月に本格ローンチ

　ラグジュアリースタイル誌「T Japan:The New York Times Style Magazine」（以下、T Japan）のデジタルメディア「T Japan Web」が、1月中旬に本格ローンチする。

　「T Japan」は、ニューヨーク・タイムズ社がアメリカで発行している「T: The New York Times Style Magazine」の日本版として2015年3月に朝日新聞社と集英社が共同で創刊。2017年で創刊から3年目に突入するにあたり、これまでは年5回発行の本誌限定で提供されていたコンテンツをウェブでも展開する。「T Japan」本誌は、朝日新聞を購読している世帯や一部のラグジュアリーホテルなど配布先が限定されており、一般の書店では販売されていない。ファッション関係者の間でウェブ化を期待する声が多かったことを受け、コンテンツをいつでも無料で見られる「T Japan Web」を立ち上げたという。

　「T Japan Web」では、米国版から厳選した翻訳記事や、元Spurの内田編集長が手掛ける独自の日本版記事を掲載。サイトは1月の本格ローンチに先駆けてプレオープンしており、「セリーヌ（Céline）」クリエーティブディレクターのフィービー・ファイロ（Phoebe Philo）や、「シャネル（Chanel）」デザイナーのカール・ラガーフェルド（Karl Lagerfeld）、「ジュンヤ ワタナベ・コム デ ギャルソン（Junya Watanabe Comme Des Garçons ）」のデザイナー渡辺淳弥といった著名デザイナーのインタビュー記事が公開されている。