掲載日
2016/07/26
2016/07/26
ラフ・シモンズ、「カルバン・クライン」に8月2日付で就任
掲載日
2016/07/26
2016/07/26
ラフ・シモンズ(Raf Simons)が「カルバン・クライン」のアーティスティックディレクターに8月2日付で就任する。同ブランドは、先日旧デザイナーデュオを解任したばかり。
この4月にはカルバン・クライン氏自身の口から、コレクション全体のヴィジョンを統合するような、デザインディレクションの再編成に関する方針も語られていた。また、「該当デザイナーはまだ他ブランドと契約中だ」とも明かしたが、「ディオール(Dior)」も、漸く7月にラフ・シモンズの後任としてマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)を起用している。
ラフ・シモンズは8月2日付で就任し、「カルバン・クライン・ジーンズ(CK Jeans)」ラインと、新しいビジュアルやショーの企画に携わるという。
ベルギーで建築や工業デザインを学んだ後、ファッションデザイナーに転身したラフ・シモンズは、「マルタン・マルジェラ(Martin Margiela)」のショーで一躍注目を集めた。
1995年に自身のブランドを立ち上げたが、経済的な問題もあり、2000年に一時活動を休止。その後2000年~2005年にかけてウィーンの応用美術大学でファッションを教えていた。
2005年、「ジル・サンダー(Jil Sander)」のアーティスティックディレクターとして本格的に復帰し、2012年にジョン・ガリアーノ(John Galliano)の後任として「ディオール(Dior)」のプレタポルテ、オートクチュール、アクセサリーのデザイナーに起用された。3年の勤務後、2015年10月にメゾンを去っている。
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