ラルフ・ローレン、10～12月は5％の増収で予想上回る

　ラルフ・ローレン（Ralph Lauren）社が発表した2019年度第3四半期（2018年10-12月）は、マーケティングへの投資が功を奏して売上高が予想を上回る結果となった。株価は8％以上上昇している。

 　年末商戦にあたる第3四半期には、ファッションイベントやセレブリティによるSNSプロモーションなどマーケティングへの投資額を通常より18％増やしたという同社。
 
　「特に重要なホリデーシーズンには、鍵となる施策を堅調にこなしてきた。その成果として予想を上回る業績を記録した」とパトリス・ルーヴェ（Patrice Louvet）CEO。

　2018年10-12月の売上高は前年同期比5％増の17億3000万ドル（約1902億8800万円）で、Refinitivの予想16億6000万ドル（約1825億6800万円）を大きく上回った。
 
　純利益は1億2000万ドル（約131億9800万円）。前年同期には米国内の税法改正に伴う支出も影響し8180万ドル（約89億9600万円）の純損失を計上していた。
 

（2019年2月5日現在、1米ドル＝110円で換算）