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掲載日
2018/07/31
2018/07/31
ラルフ・ローレン、4-6月期は83%の増益
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2018/07/31
2018/07/31
ラルフ・ローレン社(Ralph Lauren Corp)が発表した2019年度第1四半期(4-6月)決算は、売上高・利益ともに予想を上回った。定価での販売を増やし、コスト削減に努めたことが影響した。
「コーチ(Coach)」を展開するタペストリー(Tapestry Inc)や「カルバン・クライン(Calvin Klein)」を所有するPVH(PVH Corp)といった他のアメリカ企業と同様、ラルフ・ローレン社も百貨店で値引き販売される不良在庫を撤収し、ブランドのプレミアム感を保護する戦略を取った。
また、コアブランド事業に注力し、人員削減、過剰在庫抑制、収益性の低い店舗の閉鎖だけでなく、サプライチェーンの見直しも行っている。
こうした施策の結果、利益率も大きく向上し、120ベーシスポイント増加した。純利益は前年同期の5950万ドル(約66億5700万円)から1億900万ドル(約121億9800万円)まで伸びている。
売上高は3.2%増の13億9000万ドル(約1555億4800万円)で、13四半期ぶりの増収となった。
(2018年7月31日現在、1米ドル=112円で換算)
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