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掲載日
2020/03/26
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レナウンがトップ交代、神保佳幸元社長は取締役再任否決で相談役に異動
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2020/03/26
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レナウンが、3月26日付で代表取締役の異動を行った。新代表取締役社⻑執⾏役員には元取締役上席執⾏役員の⽑利憲司氏が就任し、前職の神保佳幸氏は相談役に異動した。
今回の人事異動について、レナウンは「経営体制の変更のため」と発表しているが、一部メディアの報道によると、同日開催された定時株主総会で神保氏と北畑氏が取締役再任の議案について筆頭株主の中国・山東如意科技集団が反対したことで否決されたという。取締役候補10人のうち、神保氏と北畑氏を除く8人は再任された。北畑氏は同日付で顧問に就任した。
如意グループは中国の紡績企業グループ最大手で、2010年にレナウンを傘下に収め、2013年に連結子会社化した。レナウンは如意グループとの資本業務提携により経営再建を目指してきた。一時は業績を持ち直したが、2019年12月期の連結業績(2019年3月1日~12月31日 ※決算日を2月末日から12月31日に変更)では最終損益67億4,200万円を計上し、2期連続で最終赤字に沈んだ。
新社長の毛利氏は1984年にレナウンに入社。レナウン子会社のReduインターフェイスの代表取締役社長や、レナウンの管理統括部長などを歴任した。
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