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掲載日
2012/01/17
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ロンドン、ミュンヘン経て東京へ 「日本ファッションの30年」展
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2012/01/17
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東京都現代美術館(MOT)と京都服飾文化研究財団(KCI)が、7月28日より「Future Beauty:日本ファッションの30年(仮)」展を開催する。本展は2010年よりロンドンのバービカン・アート・ギャラリー、ミュンヘンのハウス・デア・クンストで開催され、いずれも大きな反響を得た展覧会。東京での開催は初めてで、会期は10月8日までを予定している。
「Future Beauty:日本ファッションの30年(仮)」展は、「Future Beauty: 30 years of Japanese Fashion」と題して、2010年10月にロンドンのバービカン・アート・ギャラリーで、2011年3月よりミュンヘンのハウス・デア・クンストで開催された。KCIに貯蔵された1万1千点を超すコレクションの中から、主に1980年代以降に世界の目を引き付けた日本人デザイナーの衣装作品を約130点選出。「日本ファッション」を特徴付ける「陰翳礼讃」、「平面性」、「不易流行」、「クール・ジャパン」の4セクションに分類し、マネキンを使った静的な衣装展示や畠山直哉氏による写真、出展作家のコレクション・ショーの映像等を若手建築家 藤本壮介氏が構成した。加えて、三宅一生や川久保玲、山本耀司ら「日本ファッション」を初期から力強く牽引してきたデザイナーの人間性と創造性に迫るインタビュー映像、パンフレット、コレクションの招待状、書籍等のプリント・マテリアルで「日本ファッション」が伝えた創造の概念と、前衛的なイメージを重層的に展示。20世紀後期以降、世界に大きな衝撃を与えた日本ファッションの真髄とその力とは何かを、総括的に展観した。
「Future Beauty:日本ファッションの30年(仮)」は、日本のファッションを多角的に検証し、初めて日本から発信された大規模な展覧会「Future Beauty: 30 years of Japanese Fashion」の東京展となる。KCIのコレクションから精選した作品を中心に、現代の日本を代表するデザイナーの作品約100点と映像、写真、印刷媒体などで構成。出展デザイナーは三宅一生、川久保玲、山本耀司の他、高田賢三(ケンゾー)、高橋盾(アンダーカバー)、栗原たお(タオ・コム デ ギャルソン)、小野塚秋良(ズッカ)、丸龍文人(ガンリュウ)、坂部三樹郎(ミキオサカベ)、皆川明(ミナ・ペルホネン)、廣川玉枝(ソマルタ)、森永邦彦(アンリアレイジ)などを予定している。
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