2020/03/12
ワークマン×ブラザー/新ECに「刺しゅうデータ自動変換ソフト」導入
2020/03/12
ワークマンは3月16日、ブラザー工業が開発した刺しゅうデータ自動変換ソフトウェアサービスを新サイトに導入する。
ワークマンは、作業服の名入れサービスに、ブラザーの業務用刺しゅうミシンをオンラインストアで導入している。
今回、ワークマンの新サイトオープンに合わせて、刺しゅうデータ自動変換ソフトウェアサービスを提供。クラウドを活用したAPIでテキスト情報から、刺しゅうデータを自動生成するシステムを共同開発し、ネット販売での刺しゅう受注時に、より完成状態に近い見本を見て注文が可能となる。
また、刺しゅうファイルが自動で生成されることにより、専用のソフトを使った刺しゅうデータ作成作業が不要となるため、刺しゅう作業の時間短縮、刺しゅうミシンへのデータ入力のミス削減の効果が期待できるという。
注文者は、ワークマンのサイト上で刺しゅうしたいテキストを入力し、希望するフォントや色を選択。そのデータをブラザーのサーバー上で刺しゅうデータに自動変換する。ワークマンのサーバーからブラザーのサーバー上の刺しゅうデータがダウンロードされ、ミシンへ刺しゅうデータが転送される仕組み。
ネット販売による刺しゅう加工は、ワークマン本社のネット販売出荷センターにあるプロセスセンターにて行っており、現在1日約200枚の加工が可能となっている。
新サービス導入で、ネット販売受注による店舗での刺しゅう加工された製品の受取が、現在10日前後要していた納品日数を1日程度短縮することができる。
日本国内では、多品種少量生産のグッズ需要が高まっている。ブラザーは今後、このサービスをオーダーグッズ・カスタマイズ需要のある業界へ提案することで、製品とサービスの拡販を強化していく。
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