fashionsnap
2011/07/25
ヴィヴィアン 歴代のシューズ200足揃う世界巡回展が東京に上陸
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2011/07/25
デザイナーVivienne Westwood(ヴィヴィアン・ウエストウッド)のデザインにおいて、究極のフェティッシュアイテムである「靴」にフォーカスした展覧会が、12月1日より表参道ヒルズで開催される。同展は、彼女のデザイナーデビュー40周年を記念して2010年9月よりワールドツアーとして開催されているもの。初期に発表された貴重なコレクションから最新アイテムまで、約200足にも及ぶシューズからその軌跡を辿る。
ヴィヴィアン200足揃う巡回展が東京に |
「美しさを最高の高みに引き上げるためにも、女性の靴にはとても高いヒールとプラットフォームは欠かせないのよ」とシューズについての哲学を語るデザイナーVivienne Westwoodは、考えつくされた独特のデザインで各時代に大きな影響をもたらしてきた。70年代初期には破壊思想運動となったパンクの理念であるSituationism(状況主義)からインスパイアされ、「Seditionary Boot(セディショナリーブーツ)」を製作。その後も1982年に誕生したブランドを代表するアイコニックなデザインが特徴の「Buffalo Bag Boots(バッファロー・バッグブーツ)」や1986年に発表されるやいなや、瞬く間にコレクタブルアイテムとなった「Rocking Horse(ロッキン・ホース)」、1993年にキャットウォークを颯爽と歩いていたスーパーモデル、ナオミ・キャンベルが転倒したことでも知られ、以降象徴的なデザインの一つとなった「Super Elevated Gillie(スーパー・エレベイテッド・ギリー)」など、細部へのこだわりと妥協のないもの作りから、靴における常識を打ち破り続けている。
「Vivivenne Westwood Shoes, An Exhibition 1973-2012」は、ブランド誕生の地ロンドンからからスタートし、モスクワ、ベイルート、アジアへと巡回。東京では表参道ヒルズ本館地下3階のスペースOを会場に、40日間という長期日程を設け開催。デビューから現在までの多岐に渡るコレクションだけでなく、Vivienne Westwoodの私物、ランウェイでのみ発表されたバッグやアクセサリーのショーピースなど貴重なアイテムが一堂に展示。会場では、1973年から2006年に発表されたシューズコレクションの代表作を収めた写真集「Vivienne Westwood Shoes」をはじめバッグ、ライター、キーホルダー、東日本大震災復興支援のためのチャリティTシャツなど限定アイテムも多数販売される予定だ。
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