掲載日
2016/03/16
2016/03/16
三越、パリの日本文化会館にアンテナショップをオープン予定
掲載日
2016/03/16
2016/03/16
三越伊勢丹ホールディングスが、パリにアンテナショップのオープンを予定しているという。日本の伝統工芸や文化などを海外に向けて発信するスペースとなる。
「日本の伝統的な、本当に良いもの、今まで他では紹介されてこなかったようなものを、フランスの方々に届けたい」と三越伊勢丹ホールディングスの大西社長。エッフェル塔にほど近い日本文化会館の1階が会場となり、プロモーションコーナーも設けられる。日本のデザイナーや陶芸家など、日本文化そのものを伝えることがねらいだ。
三越伊勢丹は、2011年より日本の伝統・文化・美意識といったものの価値を再評価するという営業施策「ジャパンセンシィズ(Japan Senses)」を唱えおり、14年2月にはクールジャパン戦略推進事業の一環としてニューヨークにポップアップストア「ニッポニスタ(Nipponista)」も出店した。さらに、15年からは新たな企業メッセージ「this is japan.」を打ち出している。
欧米での展開は現在ローマ三越の1店のみとなったが、「いずれパリ、ロンドン、ニューヨークといった都市に小型店舗の出店を考えている」とのことで、不動産価格など常設店設置には検討課題もあるものの、今回のアンテナショップもその一連の流れの中に位置づけられるという。
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