三越伊勢丹／中国越境ECサイト「京東全球講」に旗艦店オープン

　三越伊勢丹は9月21日、中国小売業最大手の京東（ジンドン）集団と戦略的業務提携を締結したと発表した。

　また、京東が展開する中国越境ECサイト「京東全球講（ジンドンゼンキュウコウ）」に、三越伊勢丹の旗艦店「三越伊勢丹海外官方旗艦店（ミツコシイセタンカイガイカンポウキカンテン）」をオープンした。

　三越伊勢丹グループ店舗には、海外からの顧客が多数来店し、直近1年間の免税売上は、約600億円にのぼり、その約7割が中国からの顧客となっている。
 
　訪日客からも高い評価を得ており、需要の高い日本の高品質な製品を、さらに多くの中国の顧客にも届けるため、中国向け越境ECでの旗艦店を11月11日の中国最大のEC販促イベント「独身の日（シングルデー）」に向け本格オープンする。

　三越伊勢丹グループが京東全球講を出店先に選んだ理由として、世界を代表するテンセントグループ傘下である京東集団と提携をすることで、テンセントグループが運営するwechatの連携を図るとしている。
 
　また、今後日中の店舗においてO2Oの取り組みを強化していく、
 
　京東は、トレンドの化粧品においてもAR・VRを使ったバーチャル空間での先進的なメイクアップ販売を強化しており、中国の顧客にもより安心して買物をしてもらえる環境が提供されているため、今後さらに伸長が期待されるメイクアップ商品などに関しても展開がしやすいと考え出店に至った。
 
　三越伊勢丹海外官報旗艦店では、化粧品、紳士向け化粧品、ヘア・ボディケア用品、ベビー・マタニティ用品、リビング用品、食品、日本の地方自治体などと一緒に取り組み独自商品の展開などを含め、11月11日までに50以上のブランド数、500以上のアイテム数を展開予定となっている。
 

■三越伊勢丹海外官報旗艦店
http://mitsukoshiisetan.jd.hk



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