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掲載日
2015/01/14
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三越伊勢丹の後ろ倒し冬セール3年目は出だし好調 免税品の売上増
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2015/01/14
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三越伊勢丹で1月14日、開催時期を後ろ倒してから3回目となる冬のクリアランスセールがスタートした。伊勢丹新宿本店は10時半時点の入店客数が前年を2割近く上回り、新規顧客層の利用が増えている三越日本橋本店は初日の客数が15%、三越銀座店も10%増加する見込み。18時時点の各基幹店の売上も前年を上回るペースで推移している。
初売り同様に訪日旅行者の利用が増えており、伊勢丹新宿本店の免税カウンター責任者は「最近では日本独自のセールや初売りをカルチャーと捉える旅行者も多い」と話す。インバウンド効果の大きい三越銀座店では「昨年とは違って開店待ちの行列に訪日旅行者の姿も見られた。リピーターが増えているのでは」といい、免税処理件数は18時時点で2.5倍を計上。初日の店舗全体の売上は20%増を予測する。
三越伊勢丹では2012年まで初売りと同日に冬のクリアランスセールを開始していたが、プロパー販売期間の短期化による価格不信などを理由に、翌2013年冬は2週間遅らせて実施。伊勢丹新宿本店では、2013年冬の開店時に4,000人、翌2014年冬は10時半時点で6,100人が来館していたが今年は7,300人とさらに増え、「(回を重ねるごとに)認知が高まってきている」とセール開催時期の適正化に向けた取り組みに手応えを感じているようだ。セール開催前は売上の落ち込みをカバーするためにオリジナル商品を強化しており、13日までのプロパー品の売上も前年から微増している。
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