掲載日
2016/04/05
2016/04/05
世界の免税売上高、2月も停滞傾向 日本は引き続き中国人インバウンド消費が好調
掲載日
2016/04/05
2016/04/05
中国を中心としたアジア経済が減速していることから、ラグジュアリー業界における免税購入額の低下が常態化しているという。グローバルブルー(Global Blue)社が発表した。
主な旅行先がヨーロッパからアジアへと移行しつつあり、特に日本での中国人観光客による消費は伸び続けている。
16年2月の世界の免税品購入消費額は、前年同月比で2%増となり、3%増だった1月に続いて停滞の傾向が見られた。30~45%と伸び続けていた15年を経て、14年の水準に戻ったとも言える。
アジアでは10%増だったが、ヨーロッパでは2%の減少となった。為替レートによる旅行先の変更、およびパリとブリュッセルにおけるテロが影響しているという。
ヨーロッパでは、フランスとドイツが特に低迷し、フランスでは10%減、ドイツでは15%減となっている。
日本は旅行先としても、フランス、イタリア、英国に続いて4位となっており、中国人観光客の消費は33%増と特に大きく伸びた。全体の免税売上高も、23%増と好調だった。
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