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掲載日
2012/04/16
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世界的サイケデリック・マスター田名網敬一が新作展
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2012/04/16
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1960〜1970年代に日本のポップアートを牽引したアーティスト田名網敬一が、5月19日より東京・南青山のvalveat81で「Tanaami Tee x 100」を開催する。Tシャツをキャンバスに見立てて、100点の新作を発表。展示会場に、世界的サイケデリック・マスター田名網敬一による「サイケデリア(幻覚世界)の渦巻き」を出現させる。会期は、6月8日まで。
「Paul Smith(ポール・スミス)」、ユニクロ、「Beams T(ビームス T)」、「manish arora(マニッシュ・アローラ)」、 「lucien pellat-finet(ルシアン ペラフィネ)」など、様々なブランドとコラボレーションしてきた田名網敬一。長年の思いが実を結び、Tシャツを新作展のキャンバスに使用した。valveat81の2階ギャラリースペースで行われる「Tanaami Tee x 100」には、1点物の手描きTシャツから、技巧を凝らしたシルク印刷や極彩色渦巻くインクジェット印刷によるTシャツまで、異なる100点のTシャツを展示。来場者は閲覧だけではなく、好みのTシャツを購入することもできる。
田名網敬一は、1936年東京生まれ。武蔵野美術大学デザイン科卒業後、1960年代からメディアやジャンルの境界を横断して活動している。イギリスの「フリーズ」やスイスの「アート・バーゼル」といったヨーロッパ最上位のアートフェアをはじめ、新興市場であるアジアの「アート香港」「アートステージ・シンガポール」などに新作を出品しており、近年では雑誌「Wallpaper」「Dazed & Confused」の表紙を飾るなど、世界のアートシーンで活躍。日本のサイケデリックアート、ポップアートの先駆けとして語られる一方で、今日の現代美術における「アートとデザイン」「アートと商品」「日常と美の関係」といった主要な問題に挑戦を続けてきた先覚者としても再評価されつつある。
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