各地で海開き バンドゥビキニ目立つ由比ヶ浜は海の家が本格オープン

　関東では今シーズン初めての猛暑日となった7月11日、各地で本格的な海開きを迎えた。人気ビーチスポットのひとつ、鎌倉・由比ヶ浜も早速多くの利用者で混雑。「バンドゥビキニ」「ハイウエスト」など昨年から続くトレンドを押さえたビーチウェア姿の女性グループが目立ち、更に賑わうことが予想される翌週の3連休に向けて順調なスタートを切っている。

　由比ヶ浜は海の家の充実度に定評があり、今年も「アルビオン（ALBION）」や「サボン（SABON）」、「ミルクカフェ（MILK CAFE）」、「レノボ（Lenovo）」といった多数の企業やブランドが施設をオープン。ソファやハンモックを設け、趣向を凝らしたくつろぎやすい飲食空間を各店が提供している。3年連続の出店になったエイベックスの海の家「avex beach paradise」では「リエンダ（rienda）」によるビーチグッズを取り扱うなど物販も強化。また、同店ではスマートフォン向け総合エンタメアプリ「ウーラ（UULA）」の認知拡大を兼ねて、東京Hackと呼ばれる"白い人"が週末限定で出没する。

　昨年度は7月1日から8月31日にかけて78万4,000人が足を運んだという由比ヶ浜だが、今年は鎌倉市議会が入れ墨等の露出や音響機器の使用、海の家以外の場所での飲酒を禁止する「海水浴場マナー向上条例」を可決。この影響による客足の減少が心配されており、「クラブ化」規制に対する賛否両論の声が挙がっている。