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掲載日
2012/06/20
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大丸東京店が1.4倍に拡大 ルイ・ヴィトンやユナイテッドアローズ出店
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2012/06/20
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大丸松坂屋百貨店が6月20日、「大丸東京店」を現在の1.4倍となる4万6千平方メートルに拡大し、10月5日にグランドオープンすることを発表した。新設される1千3百㎡のインターナショナルゾーンには「Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)」をはじめ9つの高級ブランドを誘致。増床する3フロアには、「United Arrows(ユナイテッドアローズ)」や「Zara(ザラ)」など、21の人気ショップを集積する。2012年度の売上目標は560億円。
「大丸東京店」は、様々なニーズに応えるため「東京の"今"がそろった百貨店」をストアコンセプトに掲げ、2012年10月5日のグランドオープンまでに、館の増床部が順次オープンする。増床部の1階と2階には、インターナショナルブティック トーキョーを構築。「Louis Vuitton」や「Prada(プラダ)」「Bottega Veneta」など、世界的な高級ブランドを誘致した。3階から5階は、人気セレクトショップや感度の高いショップが揃うセレクトファッション トーキョー、6階は百貨店らしいフロアとして、40代〜50代を中心にシニアをターゲットとしたスタイルガーデン トーキョー、7階にはメンズバッグ・旅行用品売り場として「Coach(コーチ)」や「Orobianco(オロビアンコ)」などを導入したラゲージ トーキョーを設ける。また、婦人靴売場の面積は1.1倍に拡大し、700種類を展開。美容サービスサロンも3ブランドから9ブランドに増やす。
増床にあたり、東京店の強みである「ギフト」「トラベル」「おみやげ」に関連する売り場を強化。韓国の仁川(インチョン)国際空港を参考に、店舗が作られた。大丸東京店長兼本社大丸東京新店第Ⅱ期増床計画室長の藤野晴由氏は「今、空港は高いものが売れるようになっている。多くの人が来店する東京駅に"空港"のような機能を持たなければいけない」と話す。「Louis Vuitton」の誘致については、「せっかく東京に来たのだからお土産として『Louis Vuitton』を買ってあげようと思うような地方の方もいる。百貨店であるうちにしかできないものを提供する」といい、「大丸東京店」の客層を考慮して他店では珍しい1階がメンズ、2階がウィメンズフロアとなる。オープンに向けて、藤野氏は「東京一ではなく、日本一の売上げを誇る百貨店を目指す」と意気込む。
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