"大阪最後の一等地"といわれる大阪駅北地区「うめきた」に開業する新商業施設「グランフロント大阪 ショップ＆レストラン」の内部が4月23日、報道陣に向けて公開された。構想開始から四半世紀をかけて進められている先行開発区域プロジェクトの一環で、日本初出店3店舗、関西初72店舗など全266店舗が出店し26日にグランドオープンを迎える。

　2010年3月に着工した「グランフロント大阪」の商業施設部分「グランフロント大阪 ショップ＆レストラン」は、都心部ターミナル立地では日本最大級となる約44,000平方メートルの店舗面積を確保し、「好奇心旺盛で、こだわりの強い、ライフスタイル編集の達人」をターゲットに、「衣」「食」「住」「遊」の各生活シーンに対応するショッピング空間を提供。今日開催されている内覧会では、ファッション119店舗とサービス・インテリア・生活雑貨70店舗、食関連77店舗を初公開している。「Zara Home（ザラホーム）」の日本1号店や関西初となるカフェレストラン併設の「Dean & Deluca（ディーンアンドデルーカ）」、「Ron Herman（ロンハーマン）」の大阪初店舗など話題性のあるテナントを数多く揃え、百貨店の増床や新規出店が相次ぐ梅田エリアにおいて初年度2,500万人の目標来場者数を掲げる。

　7ヘクタールのJR貨物駅跡地に広がる「グランフロント大阪」は、NTT都市開発や大林組、阪急電鉄、三菱地所など民間12社が関わるプロジェクト。266店の専門店が集まる商業施設部分の他、オフィスやホテル、マンションなど高さ154〜180メートルの超高層ビル4棟で構成されている。