チェルシージャパンが4月11日、千葉県印旛郡に酒々井（しすい）プレミアム・アウトレットを開業することを発表した。東京都心から車で約60分、成田国際空港から車で約15分のエリアに建設。全国で9番目、関東エリアでは4番目の「プレミアム・アウトレット」となる。開業は2013年春を予定。

　酒々井プレミアム・アウトレットは、2013年3月開通予定の東関東自動車道「酒々井インターチェンジ」から約1.5kmの場所に、敷地面積は約197,200m²で開発。売り場面積は茨城県稲敷郡の「あみプレミアム・アウトレット」と同等の約21,700m²を予定しており、約110店舗が出店。年間約3,400万人の旅客数（2010年実績）を誇る国際空港に近接した立地を活かし、アジア圏をはじめとした海外からの客に対応できるサービスの提供を目指す。

　富士山や箱根など、観光地に近い御殿場プレミアム・アウトレットの年間来場者数は約1,000万人。また、京都・奈良をはじめ関西エリア観光地の窓口である関西国際空港に隣接しているりんくうプレミアムアウトレットにも、多くの客が来場している。同社は両施設と同様、酒々井プレミアム・アウトレットを訪日旅行客が見込める"ゴールデンルート"上の「プレミアム・アウトレット」として位置付ける。